オーブンとノンフライヤー、どちらを買うべきか迷っている方へ。
ダイエット中だからヘルシーなご飯を作りたい。オーブンとノンフライヤー、どっちを買うと得なのかを教えてください
10キロ痩せてその体型を維持しつつボディメイク歴が3年の、お料理大好き筆者にお任せください!
- オーブンとノンフライヤーのメリットデメリットの違い
- オーブンとノンフライヤー、自分はどちらを買うべきなのか
20年以上小太り体型でダイエットに失敗し続けていた私(151 cm)ですが、1年で55→45 ㎏、体脂肪率は32%→21%を達成しました。
そして3年近く、その体型を筋トレ&食事管理を中心としたダイエットで維持しています。
そんな私が主張したいのは、ダイエットは維持も含めて、運動と同じぐらい食事が超重要です。
したがって、日々の食事をいかにヘルシーかつ継続できるものにできるかがダイエット(+維持)の成功と失敗を分けると言っても過言ではありません。
ヘルシーだからと言って、好きでもないのに塩コショウのみで味付けをした蒸し料理ばかりを食べているとストレスが溜まり、ドカ食いに繋がる危険性があります。
ドカ食いは度が行き過ぎると、数週間分のダイエット努力を無駄にすることもあります。
そこで活躍するのがノンフライヤー等を使ったいわゆる「揚げない揚げ物(唐揚げ等)」です。
揚げ物チックなものを食べることで、ダイエット中のストレスを上手く軽減できます。
つまり無理して蒸し料理ばかり食べるよりも、ダイエット(+維持)の成功率は上がります。
しかしこの「揚げない唐揚げ」レシピを検索すると、必ずしもノンフライヤーだけが使われているわけではありません。
オーブンを使ったレシピも数多く出てきます。
それを目の当たりにした読者の方はきっと以下のような悩みを抱えていることでしょう。
「いやどっちを使えばいいんだよ!」
「既にうちにあるオーブンでもできるの?」
「美味しく作るならノンフライヤーにした方がいい?」「でもオーブンの方が汎用性高そう」
「そもそもノンフライヤーがよくわからん」
「価格は?置き場所は?後片付けは?家族がいるので大量調理したいんですが…etc」
つまりはノンフライヤーとオーブンの、どちらが良いのかがわかりませんよね。
お任せください!本記事ではオーブンとノンフライヤーについて、実際に使った体験を基にして比較をします!
この記事を読めば、貴方がどちらを買うべきか、使うべきかがわかります。
なるべく低ストレスでダイエットをしたい方は必見です!
ここまで読んで察したかと思いますが、オーブンとノンフライヤーのどちらかが無いと、かなり厳しいダイエットになります!
逆にどちらかがあれば、ストレス軽減でダイエットの成功率はグンと上がるので、この記事を読んでご自身に合った家電を選定しましょう!
※以下の記事は、筆者と筆者の母のそれぞれの体験に基づいて記載しています。
- 筆者: オーブン(SHARPのRE-SS10X-W)を愛用するダイエットブロガー
- 筆者の母: ノンフライヤー(ショップジャパンのカラーラ )を3年愛用、過去に調理師免許を取得、家族の健康に気を使ったご飯を毎日提供
ショップジャパン公式はこちら⇒カラーラ
※ショップジャパンのカラーラは、以前は「エアウェーブフライヤー」という名称でした。
※本記事でのオーブンは「ターンテーブル式のオーブンレンジ(1万円台)」ではなく、「天板が回転しないタイプのオーブン(3万円台以上)」を差します。
前者の回転するオーブンは加熱の力が弱く、揚げない唐揚げ作りには適していないです。ギリギリお菓子が焼けるくらいですね、ギリギリ。
また同じショップジャパンのダイエット向き調理家電、クッキングプロ についてはこちらをご覧ください。
1. オーブンとノンフライヤー(カラーラ)どちらを買うべき?【ダイエット効果は同じ】
1-1. 結論: ダイエット効果的にはどちらでもOK
オーブンとノンフライヤー(カラーラ)のダイエット効果は同じ
何故ならオーブンとノンフライヤー(カラーラ)のどちらを使っても、揚げない揚げ物の仕上がりに大きな差はなく、したがってダイエット中のストレス対策(揚げ物欲の解消)効果は同じだからです。
ノンフライヤーとは熱風を循環させて食材を加熱する調理家電で、油を使わなくてもカラっとした揚げ物を作ることができます。
このように取っ手を引いて、バスケットの中に食材を入れて加熱をします。(必要に応じて仕切りを使います)
ノンフライヤーが揚げない揚げ物に特化しているのは周知の事実ですが、オーブンでも揚げない唐揚げは美味しく仕上がります。
したがって、ダイエット効果の差は気にしなくてOKです。
どちらもないのは厳しいですが、どちらかがあればダイエット中の食事のストレス対策的には問題ありません。
じゃあどっちでもいいか(適当)…というのはちょいお待ちください!
ライフスタイルによって、より適した、使いやすい製品が異なります!
1-2. 補足1: 生活スタイルによって選ぶのが良い
オーブンorノンフライヤー(カラーラ)は生活スタイルによって選択しよう!
何故ならオーブンとノンフライヤーには、ダイエット効果以外では大きな差があるからです。
すぐに思いつくものとしては、価格や大きさですよね。
例えばお金にあまり余裕がなく、住んでいるアパートのキッチンも狭い…という学生さんに、デカくて高価なオーブンを買うのはおすすめしません。
一方で同じ学生でも調理や製菓を専攻しているならば、オーブンよりも簡易的な機能のカラーラでは物足りないでしょう。
じゃあ家族が多い場合は?仕事が忙しく時間がない場合は?…等、ライフスタイルは多岐にわたりますよね。
オーブンとノンフライヤー(カラーラ)のダイエット効果は同じでも、ライフスタイル別で使いやすさは異なります。
従って次の章で紹介するそれぞれのメリットやデメリットをしっかりと比較して、ご自身のライフスタイルに合った製品を選定しましょう!
1-3. 補足2: 家族が特にダイエットをしていないならカラーラもあり
家族が特にダイエットをしていない場合、カラーラを使うと健康的になれるかも
理由は、カラーラは油分の多い食材を使う場合、余計な油を落としてカラッと仕上げてくれるからです。
オーブンは平らな天板に食材を載せますが、カラーラは網目状のバスケットに食材を入れます。
つまりカラーラで調理すると、食材の余計な油は下に落ちます。
こちらのツイートをご覧ください。
母がカラーラで、家族みんな分の豚ロースのトンカツを作りました。
➡️ちな調理後…落ちた油がすごい😅
— 未来@10キロ痩せた理系院卒 (@3ra1m1rai) November 27, 2020
ヒレならよりヘルシーだけど安売りだったから豚ロースにしたとのこと、でもこんなに油が落ちるならダイエット関係なく健康のためにもやった方がいいよね、美味しさ変わらんし😊👍️#ダイエット飯 #ダイエットレシピ #ダイエット食事 #ダイエットのモチベーション https://t.co/vVowGtssvX pic.twitter.com/sXbOlAiANr
食べた家族がカラーラ使用とは気づかないほどに仕上がりは揚げたものにそっくりなのに、バスケットの下に余計な油がたっぷり落ちています。
健康のためにも、油の摂りすぎは避けたいところですよね。
天ぷらのカロリーカットにも使えますよ!
普段からダイエットをしている場合は、そもそも油の多い食材は避けるのでこのような対策はいらないかもしれません。
しかし家族がダイエットをしていない場合、または自分自身のダイエットがゆるめで食材選びに特にこだわっていない場合、調理法をカラーラにするだけで美味しさはそのままに健康的な料理ができます。
2. オーブンとノンフライヤー(カラーラ)を比較!【ダイエット効果は同じ】
2-1. 加熱の強さや調理時間は?
意外にも一回当たりの加熱時間はカラーラが短い(カラーラの加熱パワー・効率は高い)
ここでは揚げない唐揚げを例にします。
前章でも述べた通り、カラーラ(ノンフライヤー)でもオーブンでも揚げない唐揚げ・揚げないフライは美味しく作ることができます。
しかし気になるのがその調理時間ですよね。
オーブンより安価なカラーラでは加熱が弱くて時間がかかるんじゃないの…と思いきや意外にもカラーラの方が調理時間は短いです。
揚げない唐揚げを作る場合、カラーラでは余熱有り180℃で8~10分の加熱です。
カラーラ愛用者の母曰く、鶏肉を大きめに切っても12~15分とのこと。加熱の力が足りないと感じたことは無いそう。
一方で筆者の使用している3.5万ほどのオーブン(SHARPのRE-SS10X-W)では250℃(余熱無し)で20分です。
カラーラの方が設定温度も低く、余熱の有無を考慮しても調理時間も短いです。
推測ですが、カラーラはオーブンよりも容積の小さいスペースで熱風をガンガン循環させるから食材の加熱が効率よくできるのかなと思いました。
2-2. 一度に調理できる量は?
一度に調理できる量はオーブン>カラーラだが総合点はあまり変わらず
容積から見ても、オーブンの方が一度にたくさん調理できることは明らかです。
実際に4人暮らしの実家では、4人分の揚げない唐揚げを作るときはカラーラを2回ほど、回しているとのことです。
しかし2-1でも述べた通り、カラーラの方が1回あたりの加熱時間は短いので、トータルの調理時間にそこまで差がありません。
余熱に時間が必要なのも最初だけですしね
むしろオーブンの場合、加熱調理が一回で済む反面、その間レンジ機能を使うことができません。
副菜作りなどで並行してレンジを利用したい場合は、カラーラが楽かもしれません。(※ブレーカーに注意!)
従って一度に調理できる量だけを単純に比較するとオーブン>カラーラです。
しかし調理時間のトータルにはあまり差がないこと、オーブンの場合は途中でレンジの使用もできないことなどから総合点的には同じくらいかな、と思っています。
2-3. 機能は?
カラーラの機能はオーブンに比べてめっちゃシンプル!
写真の通り、カラーラの機能はシンプルで温度と時間のダイヤルしかありません。
一方でオーブンはボタンがたくさんありますよね。
様々な機能を使いこなせる、覚えていくのが苦ではなく楽しい方にはオーブンが合っていると思います。
オーブンは発酵の30~40℃も設定できるので、冬でもガチでパン作りをしたい方はそのような機能のあるオーブンが便利ですよね。
一方で機能が多すぎる家電は苦手、面倒…という方にはカラーラが使いやすくて良いと思います。
とはいえ、機能が少ないと汎用性も低そう…と思いますよね。
次の章ではオーブンとカラーラについて、汎用性を比較します。
2-4. 汎用性は?
意外にもカラーラの汎用性はオーブンに負けてない
オーブンってマジでなんでも作れますよね。
付属のレシピブックを見ると、揚げ物、焼き物、蒸し物、和洋中、製菓製パン…大体の料理を網羅していることがわかります。
しかし一方でカラーラも…わりと何でも作れます。
カラーラのレシピブックを見ると、「オーブンのレシピブックかな?」というくらい幅広い料理が掲載されていました。
揚げない唐揚げ・フライ系や焼き物は勿論、お菓子やパンもありました。
オーブンの機能にあるメニューの物は大抵作れます。なんと鶏ハムやホイル焼きなどの蒸し焼きもできます。
さすがに茶碗蒸しや蒸し饅頭のような超ウェットな蒸し料理は難しいですが、それはこの方法でいいと思います。
カラーラには別売りでこのような丸型鍋があるのですが、これを使うことでチーズケーキやアヒージョ、ラザニアが作れます。
汎用性をさらに上げるためにマストなアイテムなので、最初から併せて購入するのが吉ですね!実家でも大活躍です。
2-5. 価格は?
カラーラは1万円台~2万円ちょい、オーブン(天板が回転しない)は3.5万程度から。
オーブンはガチなものを求めれば10万円以上のものもありますが、3.5万程度の物でも大抵の料理やお菓子、パンは作れます。(↓筆者愛用のSHARP: RE-SS10X-W)
レンジ機能や発酵機能も付いているので、3.5万円分の価値は十分にあります。
一方でカラーラにはレンジ機能などがありません。
なので
発酵機能とかいろんなモードは要らないんだよね、安くてちゃんと焼ければいいや
という方はカラーラと安い数千円の電子レンジを併せて持つのが良いと思います。
一方で、
一年中ガチでパンを作りたいんだよね!プロの厳密なレシピでお菓子も作りたい
という方は設定温度も幅広い(30~250℃)オーブンをおすすめします。
2-6. 置き場所は?
カラーラの置き場所に必要な面積は、オーブンの半分程度でOK
こちらは実家のカラーラが収納されている様子です。
炊飯器や電気ポットを置くようなスペースにすっぽりと収まります。
ちなみに上にあるのはオーブン機能のない普通のレンジです。これと比較しても、カラーラがとてもコンパクトであることがわかります。
一方こちらはわたしの家のオーブンが置いてある様子です。一人暮らし用のちゃっちい冷蔵庫の上に無理やり乗せました。
天板が回転しないオーブンは大きめなので、キッチンによっては置き場所に困ることもあります。
どれくらい大きいかというと、天板が回転する安いオーブン(右)とこれくらい差があります。
なので天板が回転する安いオーブンから回転しない良いオーブンに買い替えるときは、置き場所に十分注意してください。
キッチンがとにかく狭くてこれ以上物を置けないよ…という方は、カウンター棚など置き場所候補もたくさんあるコンパクトなカラーラを検討してみてはいかがでしょうか。
ショップジャパン公式はこちら⇒カラーラ
2-7. 後片付けは?
楽さはどっちも同じくらい
調理後の手入れとして、カラーラは食材を入れるバスケット、オーブンは天板を洗います。
オーブンの天板は形状がシンプルかつ、食材を直置きしないため汚れが激しくないので軽く洗うだけで十分です。
一方でカラーラは食材を直置きしますが、大きくないのでシンクの中で鍋を洗うような感覚で楽に洗えます。
従って洗いやすさ&お手入れの仕方はどちらも同程度だと思います。
ほぼ毎日カラーラを使っている母は、洗い物が楽だと言っていました
2-8. 結局何を基準に選べばいいの?
ガチな製菓・製パンを今後やりたいかどうかでOK
以上を踏まえると、カラーラのデメリットは1つだけだと思います。
それが「ガチな製菓・製パンが難しいこと」です。
ここで言うガチな製菓・製パンをやりたい人とは、製菓・製パン・調理の専門学生や、プロの厳密なレシピに挑戦する方を指します。
そのような場合は加熱の温度、使用する型等が細かく指定されているため、設定温度の上限が200℃かつ容積が小さいカラーラでは難しいです。
カラーラは発酵機能もないので、製パンの場合は冬場が厳しいです。
逆に言うと、そのような厳密なレシピ以外のお菓子なら大抵はカラーラで作れてしまいます。
チーズケーキやパイ、ケーキ、ドーナツ、スコーンなど…母がいろいろ作っておりました。
ダイエットとお菓子作りの両立についてはこちらの記事に書いています!
従ってオーブンの入手が難しい、もしくは自分には必要ないかも…という方は是非カラーラも検討してみてください。
コンパクトで置き場所も確保しやすく、加熱時間も短い、それでいて比較的安価であり、カラーラにはメリットがたくさんあります。
オーブンはもちろん、カラーラでもダイエットも自炊も楽しく捗ること間違いなしです。
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3. まとめ: カラーラ(ノンフライヤー)VSオーブン!【ダイエットにマスト!】
本記事では、オーブンとノンフライヤー(カラーラを例にして)のメリットデメリットの違いについて説明しました。
ダイエット成功や体型維持の秘訣は、いかにストレスなくヘルシーな食生活を続けられるかにかかっていると言っても過言ではありません。
そのためにはカロリーが低いだけではなく、それに加えて「美味しくて満足感のある」食事を用意するのが必須となります。
そのためにマストな調理家電がオーブンもしくはノンフライヤーです。
まだどちらも持っていない方はもちろん、今お使いの物がいまいち使い心地が良くない場合は、この機にどちらかを検討してみてはいかがでしょうか。
今より楽しくて美味しくて快適な、それでいて効果も抜群なダイエット生活になること間違いなしです。
そのために本記事が参考になりましたら幸いです。
Twitterでは日々の食事や筋トレ、有酸素の記録やおすすめのレシピ、習慣化の方法などを紹介しています。
本記事で登場した揚げない唐揚げやフライ、そのアレンジレシピも時々登場します。
その他にもダイエット中の食事に関して参考になりそうな投稿もしておりますので、是非ともフォローしていただけたら嬉しいです!
以上、筆者の未来でした!